2019年、某日
〜とある整骨院にて


柔「これが今月の支給申請書ですね、さーっと確認だけお願いしまーす、今日は天気いいですねー」

患「そうだねー。へー、こういう風に印刷されるんだねー、いつも白紙の状態しか見てなかったから、ん?これ何?三ヶ所も捻挫??風呂場で転倒???」

柔「あぁーそれはですね、整骨院は保険使うには、捻挫や打撲等で怪我って分かる原因がいるんですよぉー、まー、どこでもこれは、、よくあるこ、、」

患者「ちょっw、いやいやいやいや笑、ここに通い始めてね、この5年間ね、一度も怪我なんてしてないからw歯医者行ったぐらいで特に変わったことないけど?これって偽造?不正?なんじゃないの?」

柔「皆んなこんな感じですよ、そういう慣習で、肩凝りでも細胞レベ、、、、」

患「はぁ?アンタ何言ってんの?なんでこういうこと先に言わないの?これじゃ私が詐欺の片棒担いでるようなもんじゃん、どこもこんなことやってんの?
ここにいる患者さん全員にこんなことしてんの??!私の今までのカルテ全部見せてくれる?!5年間分保存してるんでしよ?!」

待合室の患者「ヒソヒソ、、保険ってさー、、怪我で、、原因も偽装で、、、こっちも保険金詐欺、、、ヒソヒソ」

柔「ッアー!ベーイモサァァァァァン!!!!!!」

〜〜〜〜〜〜〜 一晩明けて 〜〜〜〜〜〜〜
この整骨院にはしばらく休業する旨の書かれた紙が貼られていた、、、
その院長の手書きの紙はどこかモノ悲しそうであった。