>>946
こんばんは。
受領委任の最も大きな意義は制度の安定性です。
代理受領は民法上の委任行為であるのに比べて、受領委任は日本国が公に認めた制度です。
この事により社会保障制度の中で、初めて「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」が正式に国の制度の中に位置付けられました。
単に不正請求の撲滅が目的なら、なぜ社会保障審議会の中で保険者は執拗に受領委任制度の導入に反対し続けたのでしょうか?
あはきが受領委任制度となった事で、事実上あはき療養費を廃止する事が極めて困難となったのです。
健保連は長期的にはあはき療養費の廃止を(もちろんあはき療養費だけではありませんが)目指していたのですが、事実上それは不可能となったと考えて差し支えないでしょう。
またよく勘違いしてる方が多いのですが、代理受領では