まあまあ、みんな熱くならずにクールダウンしようぜ。

俺がみるに「治癒」という現象の認識に少し齟齬があるように思える。

プラセボ効果を「本来の治癒反応以外のもの」と考えてしまうと許せないのかもしれないが、ほとんどの場合はこれ抜きで治癒という反応を記述することはできないよ。
何しろ普通は意識を保ったまま治療を受けるんだからさ。
逆に投薬や外科的手段で問題(と思われる)部分を完全にたたいたとして、その後の体内での反応、状況はやはり心理面の影響なしでは語れない。

つまりプラセボ効果というのは臨床においては重要な要素とみるべきなんだな。
というかこれを経由しないで起きる(試験管の中などでの)反応というものは、確かに重要な課程でもあるが全体としてはやはり「一部分」としてみるべきだろう。