さらに、岡村製作所シーティング研究室の浅田晴之主任研究員(お客様相談センター経由で浅田氏本人)のお話しによれば、岡村製作所
では「前傾」のイスの定義は、
前傾チルト機能の搭載のあるイス
であり、「後傾」のイスの定義は、
(明確なリクライニングの角度の範囲を定めずに単に)リクライニングするイス
とおっしゃいます。また、岡村製作所のイスでは、リクライニングの角度が110度を超えるイスにはヘッドレストを付しているとご教授して下
さいました。その結果、
【後傾に対応するイス】
コンテッサ・セコンダ0度〜116度(5段階でリクライニングを固定できる)
バロン90度〜113度(任意の角度でリクライニングを固定できる)
コーラル90度〜113度(5段階)
サブリナ(スマートオペレーション)90度〜113度(5段階)
【前傾〜後傾に対応するイス】
シルフィー 80度〜123度(4段階)
サブリナ(スタンダード) 80度〜123度(4段階)
https://www.rakutto.jp/hpgen/HPB/entries/23.html
0型(90度)、I型(93度)までは前傾作業向き、U型(100度)、V型(105度)、W型(110度)は後傾作業向き、110度以上のリクライニング角度で
はヘッドレストが必須で、X型(115度)、Y型(127度)では完全に休憩モード、Y型は寝椅子とおっしゃいます。