【13】【家具店の営業マン(=ワーカホリックの店員)の主張の誤りを訂正(その3)】

さらに、岡村製作所シーティング研究室の浅田晴之主任研究員(お客様相談センター経由で浅田氏本人)のお話しによれば、岡村製作所
では「前傾」のイスの定義は、

                                 前傾チルト機能の搭載のあるイス

であり、「後傾」のイスの定義は、

                       (明確なリクライニングの角度の範囲を定めずに単に)リクライニングするイス

とおっしゃいます。また、岡村製作所のイスでは、リクライニングの角度が110度を超えるイスにはヘッドレストを付しているとご教授して下
さいました。その結果、

【後傾に対応するイス】

コンテッサ・セコンダ0度〜116度(5段階でリクライニングを固定できる)
バロン90度〜113度(任意の角度でリクライニングを固定できる)
コーラル90度〜113度(5段階)
サブリナ(スマートオペレーション)90度〜113度(5段階)

【前傾〜後傾に対応するイス】

シルフィー 80度〜123度(4段階)
サブリナ(スタンダード) 80度〜123度(4段階)

https://www.rakutto.jp/hpgen/HPB/entries/23.html

0型(90度)、I型(93度)までは前傾作業向き、U型(100度)、V型(105度)、W型(110度)は後傾作業向き、110度以上のリクライニング角度で
はヘッドレストが必須で、X型(115度)、Y型(127度)では完全に休憩モード、Y型は寝椅子とおっしゃいます。