>>827
次にLow-Eの場合遮熱タイプと断熱タイプがあると思うけど、放射熱を防ぐにはLow-Eが必須
複層でも真空ガラスでも放射熱(日射)ほぼ防げない。
熱を持つ光を遮断しないと防げないので真空ガラスクリアFitとペアガラスの熱貫流率がそれ程違わないのはこの為。
Low-Eの場合の放射熱をミラー効果により跳ね返す性質を持っているため、放射熱による熱損失を軽減できる効果が高い。
特に日当たりの良い南の窓や、西日のきつい窓なんかはLow-E遮熱がタイプの効果が一番高く、
部屋内部の放射熱を部屋に戻す効果があり、Low-E断熱タイプではこの効果はほぼないと言える。

逆に結露といった場合は部屋内放射熱を反射する断熱特性によって、Low-E断熱タイプの方が有利といえるのだけど
家の中で発生する大半の熱は対流熱なので、目に見えて大きな違いが出る場合の方が少ないと思われる。
自分も2重窓にする前、南の日射を防ぐためにすだれをかけたり、遮熱カーテンを付けたりをもしてみて、
効果はそれなりにあったけど、部屋が暗くなる、電気をつける、電気が熱を発し無駄な電気を使用をする・・・
ダメじゃんってなって南・西・東は遮熱Low-Eをいれた経緯があるので。
室外で住宅に晒される大半の熱は太陽による放射熱、全体の75%を占めるため、この放射熱に対して現在最高の遮断性を誇る
ガラスは遮熱Low-Eでしょう。

一度付けたら10〜20年、それ以上使用できる内窓なので日射や結露、断熱性や予算も含め十分に検討して、
是非自分に合った内窓をお付けください。