:::日当たりの悪い部屋:::
北側に位置する日照時間ゼロの部屋。
昼間でも電気をつけなきゃ暗くて寒々しい雰囲気・・・
この部屋をあったかで明るい雰囲気に!
もしくは薄暗さを生かした北側ならではのインテリア!とか
日当たりが悪い部屋を住みこなす秘訣をお願いします。 すごくおもしろい在宅ワーク儲かる方法
興味がある人はどうぞ
ネットで検索するといいかも『蒲原のロロムムセ』
T9SK5 第1編第21章
【北】
「それはあなたの被保護者(ごひいき)の陰謀です。
あなたのあの親愛なるドルベッカーヤ公爵夫人、
アンナ・ミハイロウナの、
私だったら小間使いにもしたくないあの胸くその悪い、
低劣な女の陰謀ですわ」
第1部第1篇第18章
【米】
「これはあなたの被保護人のしわざです。
あの小間使いにするのもいやな、
あなたの好きなドルベッカーヤ夫人です、
あの卑劣な、むしずの走るような女です。」 【藤】
「これはあなたが目をかけている、
あなたのお気に入りのドルベッコイ公爵夫人です。
あたしだったら女中にもしたくありませんけれどね、
あんな低級な、いやらしい女」 第3編第18章
彼の前方をクトゥゾフの調馬師が、馬衣を着せた何頭
かの馬を曳いて歩いていた。調馬師の後に輜重車が続き、
その後から兵隊帽に半外套を着た、足の曲がった老僕が
歩いていた。
「ティート、おいティート!」と調馬師が言った。
「何だね?」と老人は放心したような声で言った。
「ティート、麦打ちに行けよ」
「ええい、この馬鹿っ!」と老人は腹立たしげに唾を
吐きながら言った。そしてしばらく沈黙の行進が続いた
後、またしても同じ駄洒落が繰り返された。 第3編第12章
……多分馭者らしい一人の声が、
ティートと呼ばれる、アンドレイ公爵もよく知っている
クトゥゾフ付きの老コックを揶揄っていた。《ティート、
おいティート!》
「何だ」と老人が答えた。
「ティート、麦打ちに行けよ!」と剽軽男が言った。
「ちえっ、ふざけるなっ!」という声が聞こえたが、
やがてその声も従卒や下僕たちの哄笑にかき消されてし
まった。 【藤】
第1部第3篇第13章・割注
チートという怠け者が少しも働かずに、飯を作ることだけに熱心だったとい
う古くからの笑い話をもとにして、同名で料理人のチートをからかったもの