小便をかけられた」元自衛官 パワハラで元上司らを訴える
2/3(水) 18:16 Yahoo!ニュース

西部方面特科連隊の元自衛隊員の男性が、元上司などからパワハラを受け、うつ病を発症し、除隊を余儀なくされたとして国と元上司らに対し、損害賠償を求める裁判を起こしたことがわかりました。

訴えを起こしたのは、陸上自衛隊西部方面特科連隊に所属していた21歳の男性です。

訴状などによりますと、この男性は、2018年10月から翌年1月にかけて、勤務する駐屯地で元上司などからパワハラ行為を繰り返し受けたとしています。

具体的には指をペンチで挟まれたり、足に尿をかけられたり、レモン汁を目の中に入れられたりしたということです。

男性はうつ病と診断され、去年9月に除隊をしていて「人間の尊厳を踏みにじる行為だった」などと主張し、国や元上司など5人におよそ1130万円の損害賠償を求めています。

西部方面総監部は、「コメントできない」としています。
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