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陸上自衛隊の第8師団は、服の上から部下の隊員の太ももを触るなどのセクハラ行為をしたとして、北熊本駐屯地の部隊に所属する50代の幹部自衛官を停職12か月の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、熊本市の陸上自衛隊北熊本駐屯地の第8師団司令部に所属する50代の2等陸佐です。

第8師団司令部によりますと、2等陸佐は、去年10月下旬から11月上旬の間、食事中に、部下の隊員の太ももを服の上から触ったり性的に不快にさせる発言をしたりするセクハラ行為をしたということです。

被害を受けた部下の隊員が上司に報告して発覚し、2等陸佐は聞き取りに対して「からかうつもりだったが、性的欲求があった。セクハラに該当するという意識が欠落していた」などと話しているということです。

第8師団は、2等陸佐を17日付けで、停職12か月の懲戒処分としました。

北熊本駐屯地司令の大場智覚陸将補は「このような事案が起きたことを重く受け止め、おわび申し上げます。教育を徹底し、再発の防止に努めます」とコメントしています。