海上自衛隊幹部で、南極観測船「しらせ」艦長の白方将司・一等海佐(47)が出会い系アプリで知り合った女性と不倫し、勤務時間中に不適切なやりとりを繰り返していた疑いがあることが、「週刊文春」の取材で分かった。

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 今年3月、白方氏は同年代で既婚者の女性A子さんと出会い系アプリで出会った。彼女から相談を受けていた女性が語る。

「すぐに2人は意気投合し、LINEでメッセージを送りあうようになったそうです。当初『ガテン系公務員』と称していた彼は、自ら自衛官だと明かし、性欲は強めだけれど、今は妻子と離れて単身赴任中だと説明していました。LINEの日付を見ると、勤務時間中に卑猥なやりとりを何時間もしています」

 例えば4月13日(火)は朝7時32分からLINEでやりとりをスタート。この日は自宅の部屋だが〈一応、仕事〉で在宅勤務だという。9時41分に〈ちょっと我慢できないよ〉〈かけて〉と通話を要求。2時間近く電話し、その直後に〈今度たっぷり奉仕してね〉とLINEしていた。
 そしてデート当日の夜、白方氏は防衛省から徒歩数分の距離の自宅マンションに女性を招き入れた。2人は寿司をつまみながら酒を飲んだ後、男女の関係になったという。

「A子とは一回会っただけで疎遠となったが、緊急事態宣言中も同じ出会い系アプリで女性を物色していたそうです」(同前)

 白方氏は防衛大卒業後、海自に進み、横須賀で護衛艦などに乗船し任務に当たっていた。今年5月にはしらせ艦長に就任した。