陸上自衛隊大和駐屯地(宮城県大和町)は27日、
廃棄予定だった部隊の支給品をインターネットオークションに出品し、
売却したとして、第6戦車大隊所属の40代の男性2等陸曹を
停職6日の懲戒処分にした。

 同駐屯地によると、2曹は平成26年12月と28年9月
、戦闘用の靴など4点をインターネットオークションに出品し、
計約6万円で売却した。「いくらの値がつくか興味本位で出品した」
と話しているという。

 また、陸上自衛隊多賀城駐屯地(同県多賀城市)は、
訓練で使用した別の隊員の有毒ガス用防護マスクを同駐屯地内に捨てたとして
、第22普通科連隊所属の1等陸士(19)を停職2日の懲戒処分とした。
1士は「間違えて他人のマスクを使ったことが発覚しないように捨てた」と話しているという。