教育体制でも陸と、海空はまったく異なる。

陸は基本的に臨時編成、勤務しながら必要に応じて各学校に入校する。
汎用性が高くなるが、悪く言えば中途半端。

海空は、最初から専門コースに乗り、専門教育を受ける。常設の教育部隊教育機関がある。
専門性が高いが、悪く言えば専門馬鹿で、他の事が全く分からない。

これは陸海空に共通する職種である、航空職種で比較するとよく分かる。
海空は、部内受験を除き、入隊するときから航空要員として入隊するが、陸上は違う。

これは陸と海空の役割の違いからなるもので、汎用性を求められる陸
専門性を求められる海空の差であるに過ぎない。

医者で例えるなら、専門性の求められる眼科医に、内科の診断ができないからとカス呼ばわりするようなもので
逆の立場に置き換えて、陸の自動車整備士が、海空の航空機や艦艇のガスタービンを整備できるはずもなく
狭い了見の範囲でしか、物事を判断できない己を恥ずべき