LINEで知り合った女子中学生にみだらな行為した容疑、自衛官2人摘発 県警
神奈川新聞|公開:2018/02/01 02:00 更新:2018/02/01 02:00

少女ら約400人が参加する無料通信アプリLINE(ライン)のグループで知り合った女子中学生に
みだらな行為をしたとして、県警少年捜査課と平塚署は31日、県青少年保護育成条例違反の疑いで、
海上自衛隊横須賀基地業務隊の海士長の容疑者(31)=横須賀市西逸見町1丁目=を逮捕し、
海自艦艇開発隊の男性3等海曹(27)を書類送検した。

同課によると、同容疑者はラインで10〜20代の女性が大半を占めるグループをつくり、
昨年2人の被害に遭った平塚市立中学3年の女子生徒(14)や3等海曹も参加していた。
2人は容疑を認めている。

逮捕容疑は、昨年8月17日午後、平塚市の商業施設駐車場に止めたワゴン車内で女子生徒にみだらな
行為をしたほか、同日深夜、同市内で女子生徒を保護者の許可なく同伴した、としている。
書類送検容疑は、昨年6月3日ごろ、横浜市金沢区のアパートで同じ女子生徒にみだらな行為をした、としている。

同課によると、グループの男性は50人程度で、多くが海自隊員か関係者とみられる。
グループメンバーはパーティーや映画鑑賞会などを開いていたという。

海自横須賀地方総監部によると、同容疑者は昨年10、11月、いずれも自衛隊員に対する詐欺容疑で
横須賀地方警務隊に逮捕され、現在詐欺罪で公判中。同地方総監部の管理部長は「遺憾であり、被害に
遭われた方に申し訳なく思う。捜査に協力し厳正に対処する」とコメントした。

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