強姦罪に問われた自衛官、二審は執行猶予5年
[2017年6月8日18時0分]

 女性自衛官に乱暴したとして、強姦(ごうかん)罪に問われた陸上自衛隊船岡駐屯地(宮城県柴田町)の自衛官赤坂大輔被告(27)の控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部は8日、懲役4年とした1審宮崎地裁判決を破棄し、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年を言い渡した。
判決で根本渉裁判長は「被告は控訴審で一転して起訴内容を認め、反省の態度を示している」と指摘。
1審判決後、女性側と示談が成立し、有罪確定によって懲戒免職が避けられないことも考慮し、現時点では実刑判決は重すぎると判断した。
判決によると、被告は2015年11月、東京都内であった自衛隊関係者のイベントで知り合った女性を、都内の隊舎で乱暴した。
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