1 速力を相対速度で報告することは通常無い
そもそも針路(進路は間違い)と速力が分かってて
距離が分からないということはありえないし
距離が分かっていて報告しないということも
ありえないのでそういう報告の仕方は現実にはありえない
2 通常はジャイロコンパスが表示する北を0°とした
真方位を用いるがジャイロコンパスがいつも見れるわけじゃない
艦橋の見張り員とかは艦首方位を0°とし、右30度とか左135度
といった相対方位で報告する場合はある
3 針路〇〇〇度、速力〇〇ノットという言い方は自艦の針路速力をいうとき
探知した敵の場合は「的針〇〇〇°的速〇〇ノット」(これも敵針、敵速ではないので注意)
という言い方をする
ちなみにかわぐちかいじは「進路0−9−5」みたいな言い方を多用するが
これは米海軍の言い方を訳したもので海上自衛隊では「きゅうじゅうご度」という。