有川浩の極右小説『空飛ぶ広報室』に大物作家から批判殺到!!

伊集院静「氏の他の作品を評価してきたので今回は残念であった。」
浅田次郎「3・11以後の世界観の逆転が納得できなかった。」「悔悟するならば冒頭から書き直すか、さもなくば潔く遺棄すほどの覚悟が必要である。」
北方謙三「うまい人である。ただ、視線が一方向に片寄りすぎているのが、やはり気になって仕方がなかった。自衛隊に対しては、もっと複雑なものがあり、反対派のジャーナリズムや評論を、安直に出せばいいというものではないだろう。」
林真理子「作家が取材の対象とこれほど一体化してはいけない。いくら素晴らしい人たちで賞賛すべき仕事をしていようと、作家はその奥にある何かトゲあるものを見なくてはいけないのだ。」
阿刀田高「文字通り自衛隊の広報のような印象が残り、感動がえられなかった。」