鬼和尚よ、余は毬和尚であるぞよ。
鬼和尚よ、余の毬和尚という名が羨ましいか?
ぬしゃあ人間悟りを得てもすぐに抜けてしまうのじゃぞ。その点余は毬栗のようにイガで頭を防御しておるから、一度得た悟りは決して抜けることはないのじゃ。
ぬしゃあ毬で頭を防御せぬ悟りは偽者であると知るがいい!!
鬼和尚よ、汝は鬼和尚という名と毬和尚という名と、どちらが優れていると考えるかな?
鬼和尚よ?
げらっげらっげらっげらっ。