>>491
俺の母は俺が20代前半くらいまで過干渉だったから随分とそれに反発したな
口うるさく顔見る度にあれこれ文句言ってきて、それが嫌で中学高校の頃はろくに口もきかなかった
そんな母も初老の域に入った頃から病気を抱えて気弱になった事もあり過去の事を何度も詫びてきた
母は母なりに我が子を懸命に育てようと模索して苦悩してたんだと、方向性は違っていたかも知れないが、それが母の子に対する精一杯の愛情だったのだと母の晩年にようやくわかった
そういった葛藤があったからこそ晩年の母が哀れにもいとおしくも思えて、母を失った喪失感も尋常でなかったな
今は母を理解してやれなかった己の愚かさを責め続けている