>>195 うん、たしかに無いね。

でもさ、永遠の「無」の状態にある者が、それを欲したり必要としたりすることは、一切ないよね?
永遠の無の中で、完全な平安の中に居るわけだから。全ての生き物たちが、そう。

そのままで、もう十分すぎるほど十分じゃない?
しかも、素晴らしい人生とやらを求めてこの世に強制連行してくるというのは、その素晴らしい人生の実現にあたって、非常に多くの犠牲やリスクやコストが伴うよね?

とくに、物質界に生まれてくるということは、「無の無限の世界」と違って、「有限の世界」に堕ちてくるわけだから、
素晴らしい人生とやらは、奪い合い・蹴落とし合い・傷付け合いをして、他人の不幸の上に成り立つという現実を避けて通れないんだよ?

人間、聖人君子のキレイなままじゃ、絶対に人生を全うできないようになってるからね。
もし、万人に一人、キレイなまま生きられた奴がいても(天皇の直系子孫とかのようにね)、それは本人の与り知らぬところで、他人が忖度してキレイじゃない部分を大いに肩代わりしてくれてるだけだよ。

それを知ってて見て見ぬふりして、さらにはキレイ事公言してドヤ顔してるとしたら、相当に罪深い生き方だからね。
だからたまに、「キレイは汚い、汚いはキレイ」って言うだろ? これなんだよ。