>>141
後半は作られた人間にとっての「快」と「苦」の問題に変ってるよね
この理論上には二人の人間が居ると思ってもらえればわかりやすいかな?
ここに現に存在している、子供を作るか作らないかを選べる親(可能性込み)としての「私」と
今後作られて生まれて来る予定(可能性以前の未定未決も含む)としての「子供」が居る

「私(親)」にとっては
>快がある→GOOD
>快が無い→BAD
>苦がある→BAD
>苦が無い→GOOD
が「成立する」
※>存在する子供にとって、←と同じく

未だ非存在の「子供」にとっては
>快がある→ 不成立
>快が無い→ 自然
>苦がある→ 不成立
>苦が無い→ 自然
以外の状況は現実を鑑みた場合に仮定不能である

未だ非存在の「子供」にとっては
>快がある→GOOD
>快が無い→BAD
>苦がある→BAD
>苦が無い→GOOD
が「成立しない」

上の図の「成立する」と下の「成立しない」が正に非対称的であるということだよ
作る側にとって自明のものとして成立する図式が作られる側にとっては成立不能になるでしょう?
そこを踏まえた上で、そこから、それではと「快=良い、苦=悪い」をあてはめていくことで成立するのが反出生論なんだってことだろうね