「知らないということも知らない」
「わからないということもわからない」
このような状態がどのような感覚なのかを知ることはできません。これを無だとします。

そこで気づきがありますと。

「知らないということを知った」
「わからないということがわかった」

気づきの後にはこのような状態になります。これは感覚として知れます。
有に気づくことで無だったことに気づくことになります。
しかし「知らない」「わからない」という感覚は、それがあったことを知った後でも想像することができません。無だからです。
有があるから無があります。有がなければ無がありません。
ですが無があるから有があるとは限りません。
知らない、わからないを知ることはできませんので、知る、わかるを積み重ねる事になります。
知る、わかるを積み重ねてみても、知らない、わからないは知ることができませんが、知る、わかるを積み重ねているうちに、知ることのできないはずの無を知ることになるのだと思います。
無を知ることができれば有を知ることができるのですが、無は知ることができませんので、知ったとしても記憶には残らないと思います。
これが思い込みに気づく理屈だと思います。
すごくわかりにくいのは自分でもわかっていますのでごめんなさい。
こんなにわかりにくい話をわかろうとしても意味ないかもしれません。