>>302
それについてはいろいろな意見があるところですね。

以前に、テレビで自分の中学生の子供に「自分が食べるものだから」と言って
鶏の首をひねらせていた親を見たことがあったが、馬鹿親だと感じたものだ。

確かに、自分は虫も殺さないような顔をして(他人に殺させた)肉料理を
貪っている人間の浅はかさは考えるべきものを含んでいると言えるが、
「動物を殺さなければ生きていけない」ということを大前提にして、それに
何も疑問を持たせないような教育をするのは、あまりに単純過ぎると言えるだろう。

肉食は単なる習慣に過ぎないもので、生きる為に必ずしも必要なことではない。
インドなどには生まれた時から菜食主義で100歳近くまで生きる人もいる。
日本でも、昔の僧侶はみな精進料理しか口にしていなかったし、高僧と言われた
人達は長寿の人が多かった。

栄養学では幾つかの動物由来のアミノ酸を摂取しなければ人は健康に生きられないと
説明しているが、世界中には菜食主義で長生きしている人がたくさんいるのだから、
栄養学などはまだ中途半端な進歩段階にある学問だと言える。

このスレはタイトルを見てもわかるように宗教的な理念がベースにあるスレなのであるから、
「人は動物を殺して食べなければ生きていけない」などという間違った考えを前提に議論する
ことだけはやめてもらいたいものだ。