>>459
例えば、小さいころに恐怖心を利用されて子育てされた場合
恐怖心は海馬から偏桃体などへとても強いシナプス結合によって記憶され
その恐怖心を克服せず、無意識下に置きます
これはとても強い恐怖の刷り込みとなりますが、常に恐怖するような
神経物質を分泌し続けると成長が損なわれたり、バランスを欠いた脳構造になりますから
無意識下におき、常時顕在意識には上がらないように処理します
しかし、強烈な恐怖心ですから、無意識の他の行動に発露します
たとえば、貧乏ゆすり、例えば人を遠のける、弱いものに対し冷酷になるなど出現の仕方は様々です

このような成長過程における負の意思の抑圧、無意識下は
感情の揺らぎが大きくなったと感じた時に思い起こし、顕在意識化におき
強い負のシナプス結合に対して恣意的に上書きしたり意味づけを変えることを
試みたほうがいいといわれることがあります

よく、心理に詳しい方が、抑圧された自己・自我を見つめて
許し、肯定し、受け入れ、讃頌し、自信を持つことで
抑圧された感情も解消し、良い方向に向くといいますが
それは、脳構造的にも同意されることなのです