倫理学者のピーター・シンガーは、あなたの主張を書いた記事に対し
彼は、ほとんどの人は生きるに値する人生を送っていると信じていると締めていました。
ほとんどの人は生きていることを幸運に思っており
生はその子孫にも同様に良いものだと信じていると

生きる価値がある人生、という主張には両義性があると考えます。
続ける価値のある人生という意味にもなりますが
始める価値のある人生という意味の場合もあります。
それらは同じ意味ではないと思いますし
始める価値のある人生と続ける価値のある人生では
適用される基準も異なります。

ここにいる我々はすべて
すでに始まった人生を送っています。
そして、我々の人生を終わらせるべきかという問いは
我々と同じような人生を始めさせるべきか、という問いとは大きく異なるでしょう。
その理由は、一度存在を得れば
「「「実際に存在を続けることの利益(interest)を得ます。」」」

その利益は、ある時点で人生のクオリティが本当に本当に悪くなったとき
それに打ち負かされてしまうこともあるかもしれませんが

「「「「「「生まれる前、あなたが存在しなければ
存在を得ることに利害(interest)を持っていないため
失うものはありません。」」」」」」

それゆえに、私は人生を始めるを決断する基準は
人生を続けることを決断する基準より
はるかに高く設定するべきだと考えているのです。