だとすれば、イラクのサダム・フセインがラムズフェルドと親しい友人
だったように、金正日もまた、アメリカ政府中枢とパイプがあり、
サダム・フセインが‘アメリカの暗黙の承認’のもと、クゥエートに
出兵したように、北朝鮮もまた韓国に出兵し、軍隊を‘押し返す’という
口実でアメリカ軍が北朝鮮になだれ込む。で、金さんも、サダム・フセイン
どうよう‘約束が違うじゃないか’と不満を漏らしながら捕まり、
‘おい、まてよ、そんな馬鹿な’という無念の思いとともに処刑される。
と、シナリオの大筋はそんなとこでしょう。

‘韓国哨戒艇撃沈事件’は‘思いがけない幕間劇’ってとこかな。
とりあえず北朝鮮を‘世界の敵’に仕立て上げるのには失敗したわけだし。