▼端的に、これはファシズム。民主主義のカケラもないよ。

サドル師肖像画、米軍が撤去命令 拒めば拘束か
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040508/K0008200708017.html

 イラク駐留米軍が、バグダッドでイスラム教シーア派強硬派指導者ムクタダ・
サドル師の「肖像画狩り」を進めている。拒否者は拘束しているらしい。ナジャフ
など各地で同派民兵との戦闘が続く中、支持者らは米軍が「静かな抵抗」も許さ
ないとして反発している。

 朝日新聞記者は6日午後、バグダッド南部アリサラ地区で、米軍戦車1台と
車両1台が民家の前で停止し、肖像画の撤去を命じるところを目撃した。戦車で
付近の交通を遮断し、米兵4人が住民に銃を突きつけ、車の日よけに掲げた
サドル師の肖像画を撤去させた。

 中古車販売業ムシュタク・ジャセムさん(31)は米兵に「サドルは無法者だから
肖像もだめだ。従わないなら拘束する」と言われた。車の荷台に手錠で拘束された
イラク人6人が見え、通訳が「拒めばああなる」と言ったという。

 米英暫定占領当局の広報担当者は「そういう話は聞いていない」と話した。
米軍は、アビゼイド米中央軍司令官が「目標はサドル師の逮捕か殺害だ」と
明言するなど、イラク各地で同派への攻勢を強めている。