入院していたとき、便秘で辛くて下剤を飲んでも効かず、4日目になった。ナースに辛さを訴えたら、ナースが
「もしいやでなければ、座薬か浣腸で出してしまうのもありますが、どうしますかか?」というので、
「浣腸をお願いします」といったら、「先生に相談しますので待っていてください。」とのこと。
ナースが現われて、イチジクのひとまわり大きいようなのを渡されて、自分で入れるように言われた。
ナントカの50mlとか、書いてあった。
ネットで調べたら“ケンエーG浣腸液50%Sタイプ(ショートタイプ) 50ml”らしい(あるいはそれと類似の他社製品)。
医療用浣腸というカテゴリーだが、患者にセルフで使わせるのが前提のものだろうか。
医療用なのは間違いない。薬店に置いてあるのは見たことがない。
この病棟では、歩いてトイレに行ける患者は、座薬かこの浣腸をまず自分でやらせて、
最後の手段としてナースが120を処置する、というのが標準的な対応らしかった。
ナースの手間も少なくなり、多くの患者はナースに浣腸されるのはとてもイヤなのだから、
極めて合理的な対応と思われます。
病棟の実務として、このような対応をしているところは、どのくらいあるのでしょうか。