千葉県の某病院に入院したときの体験です。キリスト教系の病院で患者の立場にたった医療を理念として掲げています。
足の傷からバイキンが入って、ものすごく痛くなって、歩行困難状態。夜の11時過ぎに急患にかかり12時過ぎに入院となりました。
ときどき便秘しても、3日目には自然に便通がありました。軽症ですが裂肛もあり、便秘は大敵です。
足の患部の安静が重要とのことで、突然、ベッドの上での生活となりました。小用は、尿瓶です。
大のほうをもよおしたら、ナースコールし車椅子でトイレへいくと説明されました。
朝、食後に抗生物質の点滴があり、便意を 催してもタイミングを逸し4日目となりました。
お腹が張って寝付かれないので、ナースステーションの看護師に相談したら、今晩飲んだ下剤がうまく聞かなかったら浣腸も、ひとつ有力な解決策かもかもしれないと聞きました。
明日の看護師さんに引き継いでくれるとのお話でした。

朝のヒアリングで大小を聞かれて、出なかったということであれば、さりげなく希望を聞いてくれて、先生の処方をもらって、同室の患者には目立 たない ように浣腸処置をしてくれることを期待していました。
ところが、翌日の担当の『トンデモ看護師』でした。
30代後半くらいでガラッパチでがさつな感じ。あえてブスとは言わないが、好みではまったくないです。
彼女は、「浣腸」を大声で連呼しました。
処置の準備をしてきたら、週に2回の部屋の清掃やベッドメーキングのときでしたが、それが終わるまで、病室の廊下で、浣腸を手にもてあそんでプラプラさせていました。
重症でない患者は、廊下に出てまっている のですが、暇そうな人は、その浣腸を注目しているように私には思えました。
他の看護師には、「 ○○さんへの浣腸が・・・」などと大声で放送局のように行っていました。

いよいしょ処置になると、横向きになって、お尻をむき出しにして、お尻の穴を手で強く広げて、いよいよ挿入されるかと緊張していたら、血圧を測るのを忘れたといい、私の着衣を直すで もなく、腕に血圧計をまきつけてかりはじめました。
私は、身をよじって、パンツをたくしあげました。血圧がふだんは140くらい、高くても 15Xだのですが、観測市場最高の182になってしまいました。
180以上だと重症高血圧の領域なのでできないというので、再度計るというこ とになりました。
私は極度に緊張して、次は200を超えてしまいました。
再度計っても同じで、「浣腸は中止」と隣の隣の部屋まで聞こえるよう な大声で宣告れました。

その後、20台後半か30台前半と思われる、スレンダーでストレートの長い髪のけっこう美人な担当の女医が来て、「あなたは血圧が200以上 もあるのだから浣腸はできない。」と言いました。
あたかも、よからぬ趣味を持っている不純な希望だが、そのために緊張して血圧も上がって いるのだから、もってのほか、と言わんばかりと、被害者意識もあるかもしれませんが、いわれました。
その後、心理的プレッシャーから「白衣高血圧症」となってしまいました。

結局、翌日の夜勤の看護師さん(20台後半と思われる愛らしくやさいい感じのかた)が、血圧を下げる飲み薬も処方をもらってくれて、深夜の12時過ぎに120MLの浣腸処置をしてくれました。