0106774号室の住人さん2018/12/07(金) 18:31:05.30ID:kst1iQVq アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(岩波文庫)を読了。 表紙カバーの紹介文には、 「『シュルレアリスム宣言』こそは20世紀の芸術・思想の出発点である」 と書かれている。 そして、 「夢、想像力、狂気を擁護して、現実の奥深くに隠された<超現実>を暴きだし、 真の生、真の自由に至る革命の必要を高らかに謳いあげる」 と続く。 大層な紹介である。 が、確かに、この作品は、文学史上きわめて重要な里程標には違いない。 ずっと気になっていたが、ようやくきちんと読んだ。 「年頃、思いつること、はたしはべりぬ」(徒然草)である。 (続く)