ひとつ昔話を教えてあげよう。
むかーしむかし、ある独り暮らしの社畜がいたそうな。
社畜は毎日忙しく働き、帰ってくると倒れこむように寝る、そんな生活をしておったそうじゃ。
ある日、社畜はTVリモコンやエアコンのリモコンの場所が置いた記憶のない場所に移動しているのに気づいた。だが感違いだろう、疲れているんだ、その時はそう思ったんじゃ。
しかし、日増しに違和感は大きくなっていったそうじゃ。
誰かが合鍵を盗んだか、それとも空き巣が毎回財布を探し回っているのか…?