驚愕…!コロナ明けの東京、そのウラで実は「梅毒」が急増していた

東京都で梅毒患者が急増している。これまで'17年の1788人をピークに、報告数は右肩下がりだったのに、今年は11月21日までの患者報告数だけで2137人に上っている。この数字はここ15年間で見ても最大である。今、国内で流行している理由は何か。

実際に梅毒報告数を年代別に見ると、女性は20代が圧倒的に多い一方、男性は20〜70代まで幅広く罹患している。

 どこでどう広がっているのか。コロナ禍で飲食業界をはじめ、多くの若い女性が失職し、学費が払えないなどの苦境に置かれた女子大生もいる。

 生活するために風俗店で働く女性が増え、その客などから梅毒が拡大している、という可能性が指摘されている。

「コロナ禍で飲食店や水商売系のアルバイトはなくなり、女子大生が風俗業界に流れ込みました。短時間で稼げると仲間うちで広まり、コロナ非対応で患者が急減した看護師などの医療従事者も、風俗で働いています」

 多くの女性が風俗店に流れ込んだ結果、価格破壊が起きている。

 「吉原界隈のソープランドでは、早朝に遊ぶと40分で総額8000円という激安店も登場し、競争が過熱しています」(元風俗誌編集長の生駒明氏)

 コロナ感染者数が急減し、男性客がそんな激安店に殺到する。そして、ますます梅毒が蔓延していくという悪循環に陥っているのだ。

 東京で始まったもうひとつの「パンデミック」がこれから地方にも広がっていく可能性は高い。