ドゥルレがもし瀕死のヨンスを助けて救急車に乗せていたら…
この結末だったらたしかに誰もが納得する。
ああよかった、ヨンスは救われた、ドゥルレはやっぱりやさしかった。
めでたしめでたし。
それは一つの美しい終わり方だろうが、作者はそれを選ばなかった。