>>481-483

機器が導入されシステム化された当時の事務所内経営合理化を進めるため、昭和29(1954)年頃から社内の事務作業の効率化が始まりました。昭和31(1956)年には手書きだった帳票事務にNCRの51型会計機を導入。
ファイリングシステム(レミントンランド社)、売掛金・買掛金の記帳、カナ文字タイプ(ヘルメス)と、機械化を進めました。当時は画期的なこととして業界紙でも取上げられるほどでした。
課題だった配送は、配達コースによって時間を定めて運送するという、当時としては革新的な「ダイヤ配送システム」を構築しました。
また昭和33(1958)年には予算制度を発足し、利益を記録法で管理。販売データもセールスマン別・種目別にして売上げを促進しました。