テストステロンを分泌する間質細胞までぶっ壊すプロペシアヤバくね?

フィナステリド症候群が存在する明確な根拠となる研究が発表されました。これまでは机上の空論のような扱いを受けていましたが健常者でプロペシアやフィナステリド製剤を使用したことがないグループと
フィナステリド製剤を服用して性的に不感症になったグループを比較しました。

アンドロゲン受容体及びアンドロゲン性脱毛症のためのフィナステリド使用後の持続的な性的な副作用の患者からの人間の包皮の神経構造密度の免疫組織化学的評価。

この研究は、AGA型脱毛に対し、フィナステリドを服用をした患者のアンドロゲン受容体(AR)を包皮包皮標本の神経密度を計測することでAGAに対するかつてのフィナステリド使用で陰部に感度の損失を含む持続的な
性的な副作用と関連していたかどうかを評価するために遡及的症例対照研究として行われました。

皮膚包皮において上皮細胞の核内アンドロゲンレセプターの密度が服用歴のない健常者とプロペシアやフィナステリド製剤を服用して不感症に陥った患者では約半分になっていることが判明しました。

さらにテストステロン濃度血清するAR陽性間質細胞の割合も半分以下であることが今回の研究で発表されました。

細胞レベルで健常者とAGAの治療目的でプロペシアの副作用が発症した方との間で明確な数値に違いがあることが今回で研究で明確化した一例です。

皮包から生検を採取して核内アンドロゲンレセプターを採取し検査を行うことは簡単にはできないのですがプロペシアの服用によって異常数値がフィナステリド症候群を発症した患者との健常者の間での違いが証明されたことになります。

2014年6月にアメリカのボストン大学医学部の Dr. A.M. Traish が新たにフィナステリド製剤の使用のリスクを実証した研究発表を行いました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4064044/