プロペシア中止後も脳がバグったまんまとかヤバくね?
2015年12月9日、神経内分泌学の基礎および臨床研究の国際医療ジャーナルで雄ラットの脳におけるフィナステリド製剤による神経活性ステロイドレベルへの影響が発表

プロゲステロンやテストステロンの酵素的変換を活性させる5aリダクターゼは神経機能に大きな役割を果たします。
その中、前立腺肥大やAGA型脱毛に用いられる5aリダクターゼ阻害薬が脳に与える影響が発見されました。

雄ラットでフィナステリド製剤の影響を検証したところ、血漿中の神経活性ステロイドのレベル、脳脊髄液およびいくつかの脳領域への撤退や脳内ステロイドレセプターの減少が
フィナステリドの亜慢性治療でも発症することが確認されました。
20日経過後、5アルファ還元代謝物でもその前駆体および他の神経活性ステロイドだけでなく、神経活性ステロイドのレベルの変化、ステロイド産生経路および小脳におけるGABA-A受容体の大脳皮質と
ベータ3サブユニット中のアンドロゲン受容体のアップレギュレーションが確認されました。

1か月経過後、フィナステリドの投与を中止後も大脳皮質でのジビトロプロゲステロンの上昇やでは血漿中のジビトロテストステロンの減少が持続されただけではなく、神経活性ステロイドレベルの変化。
エストロゲン受容体αは上昇した半面、大脳皮質のエストロゲン受容体βは減少していることが確認されました。

これら結果からフィナステリド治療は、脳機能のために広範な影響を有し得ることを示唆していると発表されました。

さらに大脳皮質のアルファ4とベータ3のmRNAレベルのGABA-A 受容体の減少もしていることが確認されました。

フィナステリドは脳の広範囲に影響を及ぼすことが神経内分泌学的にも証明されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26646518 
http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs11930-015-0061-y