怒られてばかりいたという人は、怒りやすくなり、些細な事が許せないと思うようになりやすい。
その心理は相手に罪悪感を持たせて、自分を有利に経たせようという劣等感から生まれています。
子供の頃からの習慣の中で育ってきた心理的なものなので、治すのはかなり難しいです。
許せないというのはいわゆる子供のような心理が働いており、一度許さないと決めた人には、復讐心や恨み嫉みまで抱いてしまうこともあります。
常に恨みの体勢に入っていますから、それも原因となり、許せなくなります。
心理面で見ると、して欲しかったことをしてもらえなかった。常に願望や夢が叶わなかった。成功している他人が妬ましいという事が見えてきます。
また、表裏がある人が多く、初対面の人に対しては非常にいい顔をしがちですが、自分の気に食わない態度をとられると、許せないと思い、妬んでしまうことが多いです。
心で常に自分を正当化してしまっているので、自分の中で筋が通らない理屈に対して許せないという思いを抱いてしまいます。
こういった人は、まずは許すことから始める必要があります。
カウンセラーや精神科医などを頼ると良いでしょう。
些細な糞尿や鳴き声で声を荒げる人間は不幸な人生を歩んできたわけです。
そう考えると少しは彼らに対する同情も湧いてきますね。