特定外来生物の防除で指摘ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035562111.html?t=1393541538380
人体や農作物への被害のほか生態系を乱すおそれがある特定外来生物について香川県などの注意喚起に不十分な
点があることなどが指摘されました。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035562111_m.jpg
行政機関の業務が適正に行われているかを調べる総務省四国行政評価支局は、アライグマなど海外から
持ち込まれた特定外来生物の駆除が適正に実施されているかについて香川県と徳島県で調べました。
その結果、毒グモの「セアカゴケグモ」について、両県の市や町の広報誌に、このクモの写真が載せられていないなど、
注意喚起が不十分であることが指摘されました。
また香川県が把握している特定外来生物の種類は16種類だったのに対し、環境省の中国四国地方環境事務所が
把握しているのは18種類で、数に食い違いが生じていて、情報共有が不十分であることもわかりました。
このため四国行政評価支局は、特定外来生物の駆除に関係する環境省と農林水産省、それに国土交通省の
それぞれの出先機関に対して、各自治体への指導や連携を改善するよう通知し、来月末をめどにどのように対応
するか、回答を求めました。
これについて環境省の中国四国地方環境事務所は「関係する県などの担当者を集めた情報交換の場を設けるなど
して対応したい」と話しています。02月27日 18時37分