「あ!プロデューサーさん!ほら、冬優子ちゃん、プロデューサーさん来てくれたっすよ!」

「いつまで寝てるんっすか?早く起きないと顔に落書きしちゃうっすよ!」

「ほら、起きて冬優子ちゃん」

「約束したじゃないっすか。三人でトップアイドルになろうって」

「あれ嘘だったんすか?起きて、冬優子ちゃん」

「……冬優子ちゃん……」

「嫌っす……自分だけ先に行かないで欲しいっす……またいつもみたいにうるさいわよって叱って欲しいっす……」

「冬優子ちゃん……」