>>152
あのシーン見てそうは取らなかったな
あのシーンは「聞いてないよ」で分かるようにディレクションを受け取ってるようでいて透は話半分に聞いて自分で自分の世界を構築して撮影に臨んでそれが噛み合ってるって感じだけど、透の作る世界はあれ命を取り込んで自分のものにして領域展開してるんだよ
鳴り終わったものやこれから鳴ろうとする"透明なもの"を美しいものとして、名前をつけて自分の世間(GRADを経て命が満ちた海)に取り込んだことで、その命の中に入って蝉として鳥に食べられる、その瞬間の生命のダイナミズムとエロティクスを描き出す、あの瞬間透は透の世界で展開された蝉であり同時に鳥であり、カメラという命と対峙してその空間に蝉(透)と鳥(カメラ)の命のやり取りを描いている そうして撮影された写真がおかえりギターの絵なわけだよ
あのコミュ読むと透の特別さってむしろ今磨かれて洗練されていってるように感じるよ