ロケット総合スレ24
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国産から海外、過去、現在、未来、ありとあらゆるロケットの総合スレです。 専用スレがある話題でも、他との比較や総合的な話題など必要な場合は適宜こちらで。 (ロケットと直接関係の無いペイロード(衛星)そのものの話は、人工衛星スレなどで) 過去スレ ロケット総合スレ23 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1524553658/ 988 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2018/07/23(月) 18:37:54.75 ID:QTnYxc7y スターライナー緊急脱出装置試験中に不具合が発生 https://arstechnica.com/science/2018/07/boeing-may-have-suffered-a-setback-with-starliners-pad-abort-test/ ボーイングCST-100スターライナー宇宙船は、 緊急脱出装置として、エアロジェットロケットダイン社の4機のエンジンを搭載する。 ヒドラジン燃料で駆動するこのエンジンの燃焼試験が行われたが、 バルブの不具合で燃焼終了後もバルブが完全に閉じず、燃料漏れが生じたという。 ボーイング社はこの問題の解決に全力であたっているというが、 このトラブルが有人試験へ向けてどのような悪影響を及ぼすのかはまだわかっていない。 米政府会計検査院は先日、スターライナー・クルードラゴン両者について、 NASAの認証が2019年末から2020年ころまでずれ込むとの懸念を示している。 一説には2020年末になるという声もある。 プーチン大統領、ロシアの宇宙開発を加速させるよう指示 https://spacenews.com/putin-challenges-roscosmos-to-drastically-improve-on-space-and-launch/ プロトンロケットはこの10年、半ダース以上の失敗を繰り返してきた。 大型衛星打ち上げビジネスのチャンスを失う原因となっている。 プーチン大統領は宇宙機関ロスコスモスに対し、早急に品質と信頼を取り戻すよう強く求めた。 ロシアは先日、昨年12月に打ち上げたアンゴラ共和国の通信衛星の機能回復を正式に断念した。 ロシアが珍しく外国の衛星を受注した案件であったが、打ち上げ後に機能不全を起こしていた。 大統領は、ゼニットロケットのロシア版である「ソユーズ5」ロケットを、 予定通り2022年に必ずデビューさせるようにも指示した。 スーパーヘビー級の(アンガラ)ロケットも、計画通り2028年のデビューが指示された。 大統領は前連邦副首相のドミトリー・ロゴジーン氏をロスコスモス長官に任命した。 長官は、品質問題を抱えるクルニチェフ社がプロトンとアンガラの両方を生産するのは困難だとして、 2021年から25年ころにかけてアンガラへと移行する旨を表明している。 大統領は2021年を表明しているが、ボストーチヌイのアンガラ射場建設は、予算不足もあり遅々として進まない。 大統領は現在のロシアの宇宙開発が、国家予算に頼りすぎている点を問題視し、 民生分野での活躍による財政健全化に期待をしていると述べる。 大統領はまた、ロシア版コンステレーションである、640機の衛星からなる「Sphere 」の構築についても触れている。 ロシアの場合、 ソユーズ着陸→燃料漏れチェック→チェックおわってから乗員が外に出る のパターンだったような チェック終るまで閉じ込められる 燃料漏れチェックで引っかかった場合どうなるのかは知らん >>2 元ソースには、ボーイングは原因を特定して、解決の見通しがついたとある。 "We are confident we found the cause and are moving forward with corrective action. Flight safety and risk mitigation are why we conduct such rigorous testing, and anomalies are a natural part of any test program." NASA がこれで納得するか、再テストを要求するかは別だけど。 なんか、 >>2 というか、前スレの >>988 の英文ソースと翻訳がずれている。 英文ソースには、燃焼終了後に推進剤が漏れたとあるけど、バルブが原因とは書いてない。 valve で検索したところ、 Boeing’s Starliner launch abort engine suffers problem during testing https://spacenews.com/boeings-starliner-launch-abort-engine-suffers-problem-during-testing/ が対応する英文ソースらしい。 Boeing didn’t elaborate on the nature of the problem, but other sources, including social media postings several days before the official statement, claimed that a hydrazine valve in the propulsion system failed to close properly at the end of the test, causing the propellant to leak. ヒドラジンバルブがきちんと閉まらなかったのが原因というソーシャルメディアへの 書き込みがあったとか (信頼性は分からない) プロトンは世界で唯一、価格と能力の両面でファルコン9と争える立場にいる訳で、 信頼性の問題でこのまま退役させるのは惜しいな。 MOMO3号機は数ヶ月以内に飛ばしたい 〜IST社 https://www.astrowatch.net/2018/07/interstellar-technologies-continues.html 2号機失敗の原因はまだ調査中だが、エンジン及びロール制御用のホットガススラスターが 犯人ではないかと推測している、と述べた。 1号機と2号機の間隔は1年以内だったが、2号機と3号機の間隔は、それよりも短くなるはずだという。 IST社は、日本初にして唯一、実際にロケットを打ち上げているベンチャーである。 >>10 プロトンは100M$くらいするんじゃなかったっけ? ファルコン9に対するメリットは、ブリーズで精度よく投入できる事くらい? エアロジェットロケットダイン社、スターライナーのアボートエンジン用新型バルブを開発(2016年) http://www.rocket.com/article/aerojet-rocketdyne-successfully-completes-launch-abort-engine-hot-fire-tests-support-next 当社はボーイング社との契約において、スターライナーのLAE(アボートエンジン)に使用するための 燃料および酸化剤用のバルブを新開発し、これを組み込んだエンジンの一連の燃焼試験に成功しました。 この画期的なバルブは、万が一の時のLAEの確実な動作を保証するものです。 この素晴らしい結果は、開発チームの1年間に及ぶ努力の成果と言えるでしょう。 これらの製品を利用し、我が国が再び、本土から米国人飛行士を宇宙へと運ぶのです。 --------------- AR社が新開発したバルブの不具合のようですな。 スターライナーは以前にも、パラシュートの安全性・堅牢性にも疑問が提出されており、 もうちょっと認証が遅れる可能性もあるようだね。 >>8 実際に漏れてるのに、「よっしゃ直したわ!」→「わかった、合格」、 で再テストを行わない、なんてことがありうるかな? 信頼性の問題だからこそむしろ、退役は仕方がないとも言えるが、 そもそも予定通り退役できるかな? アンガラへの切り替えが成功したら退役なんだから、 現在までのロシアの体たらくを見る限り、 そのまますんなりと行くとはとても思えないけど・・ ロケットの技術と品質は、その国家の工業生産力の総力の指標。 現在のロシアの宇宙開発能力は、現在のロシアの工業力をそのまま映しているといえる。 今の時代、RD-171のような超高性能エンジンより、 マーリン1Dのような超軽量エンジンの方が有用なんだよなぁ 特に上段で使うと、この軽量さが直接打上げ能力に響く 酸素リッチ液水ロケットの、水素配管やら燃焼器にアルミ粉末とか放り込んだら 1段目の推力少ない問題を解決とかしないの? >>16 マーリン1エンジン、特に第1段用が軽量なのは、 開口比が小さいのでノズルの重量が小さいことによる。 2段目用では比推力を大きくするため、開口比を大きくとって ノズルを大きくしているので、そこまで超軽量ではない。 (というか、比推力のほうが重要) あと、RD-171 エンジンは上段で使わないので、全体のロジックがおかしい。 (超軽量ではなく、超低価格を根拠にするなら、1段クラスターで分かるけど) >>14 かつての旧ソ連のころを見てもその国家の工業生産力の総力の指標とはとても言えなかったと思うが 笑い話で西側各国の主要都市に原爆をスーツケースにいれて持ち込んで爆発させようと計画したが 原爆は調達できるがスーツケースが調達できないと言うのがあった >>20 エンジン一つだし、ロール制御はジンバルじゃできないだろ。 >>24 上段専用エンジンとしては 550kg は重量は小さい方ではない。 RL-10 277 kg, Isp 450–465.5 seconds HM7B 165 kg, Isp 444.6 s もちろん、これらのエンジンでは推力はずっと小さいが、 上段では比推力が重要。 (この他は再点火能力など,射場によっては不要だが) New Glenn でも2段目エンジンを BE-4 から BE-3 に計画変更したのは、 比推力優先か?(BE-4 の開発遅れぎみもあるかも) あと、RD-120 を上げていただいたのは結構だが、これについて調べると、 Zenit ロケットの第2段でしか使われてないようだし、 Zenit ロケットの第2段では RD-120 と RD-8 の2つのエンジンがセットで使われている。 重量的にも費用的にもデメリットな気がするが、何か奇妙。 Merlin エンジンについては、機体とセットにして価格面でよく考えられたエンジンとは思う。 ただ、2020年代以降は色んな対抗ロケットエンジン(Raptor 含む)がでる。 なお、RL-10 は比推力はダントツで、再着火能力や信頼性も高いけど、 価格が高いのが欠点($20-30M). 次世代の RL-10C-X では生産の合理化とか、3Dプリンターでかなりコストダウンしたらしい。 そのためか複数の次世代ロケットでの採用予定がでている。 >>25 LEOに20tくらいの2段ロケットとなると、上段が凄く重くなるんだけど、 こういう設計のロケットって、サターンIB以降、ファルコン9くらいじゃないかな?Ares-Iは途中で止めたし だから比較するようなエンジンがRD-120くらいしかなくてねぇ ソユーズ5もファルコン9ぽい設計だから、上段にRD-120を使いたかったんじゃないかなぁ >>27 Ariane 5ES+ ATV は LEO 20t だが? Atlas5 551 は LEO 19t 中国の長征5号は LEO 25t, GTO 13t だけど、 第2段エンジンはLH/LOX の YZ-1 エンジン2基で エンジン1機あたりでは、推力約9トンのエキスパンダーサイクル(質量は不明) 上段エンジンは推力が貧弱でも大丈夫だけど、比推力は大きい方が良い。 (上記のうち、Ariane 5ES の2段目エンジン Aestus は、 ヒドラジンのガス押し式で比推力はパッとしないが、再始動性を重視したんだろう。 ただしエンジン質量は110kg と超軽量) Merlin エンジンは性能だけ見ると特に世界1というほどではないけど、 コストパフォーマンスでは間違いなく世界1 ただし、数年後は分からない。 >>29 ブースター付いてるやつは、事実上3段式ロケットな ロシアのスーパーヘビー級ロケットの有力案に、エネルギアが復活か https://www.popularmechanics.com/space/rockets/a22515248/russia-super-rocket-energia/ かつてサターンVに匹敵する超巨大ロケットとして、ソ連の「エネルギア」ロケットがあった。 メインコアに液体水素のRD-0120を用い、これは米国のSSMEに匹敵するエンジンだ。 ブースターには4機のゼニットロケットを使う。RD-170エンジンは史上最高の推力を叩き出す。 エネルギアはたった2度だけ打ち上げられ、その後廃止された、米ソ宇宙冷戦時代の最後の煌きだった。 プーチン大統領は宇宙開発の優先項目として、2028年にスーパーヘビー級のロケットを 復活させるよう指示しているが、現在3つの案に絞り込まれているようだ。 その一つが、エネルギアの復活といってもよいデザインである。 スーパーヘビー級ロケットは一般的に、使いみちに困る。宇宙冷戦は終わったのだ。 しかし国際間で、ISSの後継として月軌道周辺のステーション計画が持ち上がっており、 ロシアの新型ロケットは、その実力を発揮できるはずだ。 https://hips.hearstapps.com/hmg-prod.s3.amazonaws.com/images/energia-1532372750.jpg >>30 それを言い始めると、収拾がつかなくなる。定義をきちんとしよう。 そもそもの >>16 は何を言いたいのか不明確なのだが、 上段エンジン用としては Melin1 よりもっと軽量な物はいくらでもある。 というか、 >>24 >>27 で条件が五月雨式に付け加わって無いか? >>31 月軌道周辺のステーション計画とかいうと、これくらいの規模のロケットは必要かな。 エンジンは一応開発済みの物ばかりだけど、品質管理をきっちりしながら再生産できるかどうか? >>19 50秒ぐらいで左下のところで真横に吹き出しているガスが見えるけど、 これは正常なの? しばらくするとオレンジ色になって燃えているみたいだけど。 >>35 これが今回の失敗の原因と思われる ロール制御用のガスジェネレータの不具合ぽい AR-22の10日間連続テストが終了 https://www.nasaspaceflight.com/2018/07/ssme-returns-ar-22-rapid-reuse-ten-times-ten-days/ AR-22はシャトルで実際に飛行に使われた部品を使って組み立てられた。 進化・改善させるつもりは無い、実績のある部品をそのまま組むだけだ。 SLSではRS-25と呼ばれるブロック2以降のSSME後期シリーズを使用し、 また使い捨てに適した新開発が行われているが、AR-22はそのような制限は行わない。 シャトルSSMEは運用過程で進化・強化させてきたが、AR-22はオリジナル設定で運用する。 唯一の例外は、エンジン制御ユニット(ECU)で、これはSLS用の新型を採用する。 試験では100秒間の燃焼を10日間連続で行い、各回の平均インターバルは18.5時間だった。 なおシャトルでの平均燃焼時間は8分程度で、その前に同様の地上燃焼試験を経ていた。 試験後は内部を乾燥させる必要がある。濡れたままで再点火するとエンジンが破壊される恐れがある。 試験内容は簡素なもので、内視鏡、ターボポンプ、ノズルリークなどをチェックするだけだ。 シャトルの時のような、ターボポンプを取り外したりする大掛かりな検査は行わない。 ファントムエクスプレスのAR-22燃焼時間はペイロードや軌道によっても異なるが、 1回あたり3分とかそのあたりになるだろう。 1段目重量は燃料込みで110トン程度になり、マッハ5〜10程度まで加速できるだろう。 DARPAは最低1.4トン程度のペイロードを要求するが、条件次第で2.3トン程度は行けるだろう。 エンジン制御ソフトウェアは改善されており、シャトル時代ならシャットダウンさせていたような不具合を 自律的に復帰させるようにして信頼性を増した。 帰還は自動制御で、GPSを使う。可能なら射場の滑走路に戻り、無理なら飛行経路にある滑走路を使う。 複合素材の液酸タンクは組み上がっており、試験中だ。液水タンクも開発中である。 今後2機目のAR-22を組み上げ、それを使って2021年の初飛行を目指す。 今回のエンジンは、バックアップだ。 >>31 そういえばエネルギアMの実物大試験機が放置されてたな >>34 そっちよりヴァルカン(ヘラクレス)やってほしい。低軌道175〜200トン JAXAはISSの民間利用を促進し、LEOを活用し続ける https://spacenews.com/jaxa-astronaut-charts-future/ 先日JAXAの理事に就任し、有人宇宙開発の責任者でもある若田光一氏は語る。 彼はISSに数度に渡って滞在した宇宙飛行士だ。 安倍晋三首相はJAXAに対し、国際的月周辺ミッションに関する 技術アセスメントを加速させるよう指示した。 日本はDSG(LOP-G)に強い関心があり、協力していくつもりだ。 何をするかはまだ決まっていないが。 日本が注力している分野は4つ有り、それは深宇宙における物資補給、 月面着陸技術、月面移動の技術、有人での生命環境維持の技術、だ。 HTVは9号機まで使い、開発中の低コスト宇宙機HTV-Xは、 2021年から24年までのISS残存期間、およびその後の宇宙輸送で貢献する。 きぼうモジュールは今年で10年目だが、今後はこの実験ラボの運用を 協力する民間企業に任せる方向で進むだろう。 将来は日本政府も、彼らからきぼうの利用枠を購入するかもしれない。 きぼう活用の有望分野は、超小型衛星の打ち出し、暴露部の利用、 微小重力下でのタンパク質合成や老化現象の研究などだ。 衛星打ち出し分野では先日、Space BD社と三井物産をパートナーとして選定した。 またJ-SPARCという民間との協力プログラムを始めており、民間のアイデアにより、 新しいビジネス・活用方法が出てくるだろうと期待している。宇宙エンタメや 宇宙ツーリズムなども有望だろうと考えている。 大切なのは、軌道利用に穴を開けないことだ。継続性が重要だ。 ISSなどの低軌道利用、月周辺、そしてその向こうへと、 それらを同時に維持し、相互を繋いでいくことが必要になっていくだろう。 とても楽しみな時代に、我々はいるのだ。 https://blog.goo.ne.jp/tbmamo/c/385f6818c40de6c3b8f885ae13ed35f5/1 インターステラのZEROの燃料は、 灯油とのこと(RP-1ではく普通の灯油) 電動ポンプとターボポンプの2種類をつくっているからターボは1段目で電動が2段目以上かもな 謎の米国ベンチャーAstra Space社、小型弾道ロケット発射も失敗か https://spacenews.com/alaska-launch-shrouded-in-secrecy/ 公式ウェブサイトすら持っていないこの謎のベンチャーは、 低軌道に100kgの小型衛星の打ち上げを目指しているという。 今回はサブオービタルの「ロケット・ワン」の打ち上げだったという。 射場はアラスカ南部コディアック島の「パシフィック・スペースポート・コンプレックス」で、 南側が太平洋へ開けている。 企業自体が秘密主義で、しかも発射当日は霧が立ち込めており、 詳しいことはよくわからないが、どうやら発射は失敗したようだ。 同社は今回の打ち上げ「顧客の要望により、情報はお伝えできない」とする。 この発射基地を利用するベンチャーは同社だけに限らない。 ベクター社もここを利用し、またロケットラボ社もこの地を含む4つの候補地から最終選考中だ。 >>33 ロシアのスーパーヘビー級ロケットのブースターにもなるソユーズ5の開発始まったけど エンジンはエネルギアでの再使用を前提に開発されたRD-170を簡略化して使い捨て前提として コスト低減を図ったRD-171MVになるみたい >>27 ソユーズ5は現行のソユーズ2に乗ってるRD-0124を束ねて二段目に使うみたいよ >>16 みたいな意見が出てきて,数日の内に >>31 とか >>43 とか出るのは何なのだろう? RD-170 系列は実際優秀なんだろうな。 (推力が大きくっても、サターンV の F1 エンジン復活の話はない) ところで、 >エンジンはエネルギアでの再使用を前提に開発されたRD-170を簡略化して使い捨て前提として >コスト低減を図ったRD-171MVになるみたい SSME(RS-25) を、SLS 用に使い捨てた仕様にしてコストダウン図ったRS-25E/F みたいな話だ。 SLS は当面スペースシャトル計画で未使用だった RS-25D を使うようだけど まあ、SSME の子孫は、XS-1(Phantom Express)再使用機でも使われるみたいだけど。 RD-170は再使用前提で設計されたのにその用途には一度も使われてなくて勿体ないなと >F1 エンジン復活の話はない 無いこともないさ。 F-1エンジンは、SLS Block2設計における、初代SRB代替案の中の一つとして、 F-1Bというデザインが、当時のダイネティクス社/P&Wロケットダイン社から提案されていた。 https://cdn.arstechnica.net/wp-content/uploads/2013/04/eande-f1bchart.jpg 最新の技術で構造を簡略化し、コストを下げる。海面上で800トンfの推力だとか。 (現在は両者協力して、AR-1エンジンを開発中。 余談だが、AR-1がもし完成すれば、SLSの次期ブースターやコアに良いかも?) それに、F-1エンジンは60年代の技術で、RD-170系列は80年代だ。 単純な比較は不公平だよ。 >>47 なるほど、有難う。 超巨大ロケットの実現には、中規模のロケットエンジンの多数クラスターより、 巨大ロケットエンジンの使用(比較的少数クラスター)が妥当という判断か アメリカの SLS の場合は、スペースシャトルの SRB (とその発展タイプ)があるんで、それとの競合で落ちたのだろう。 ちなみに、中規模のロケットエンジンの多数クラスターは、かつては N1 ロケット、 現在では Falcon Heavy , 将来では BFR とある。 (ただし、Falcon Heavy の燃料供給系統は3つのセグメントで独立なので、やや異なる) Block-2構想は当面棚上げになった。 Block-1Bどころか、Block-1すら開発遅れ気味だしな。 SLSは今後、SRBをさらに強化するにせよ、LRBに変更するにせよ、 大幅に強化された新型(LEOに150トン級)は2030年以降になる。 (そして恐らく、中止になる。BFRがそこまで遅れることは無いだろうから) 巨大ロケットエンジンって効率的にはいいの悪いの?教えて偉い人。 アポロの頃は、エンジンのクラスタ化が難しかったから、 超大型ロケット作りたいなら巨大エンジンが必須で効率以前の問題だったけど…。 クラスタ化が出来るなら、小さいの沢山の方が効率いいの? それとも、大きいと効率が良くなる類のものなの? アポロの頃の旧ソ連はクラスタの権化だったと思うが と言うかサターン5型自体それまでの強力エンジン1基から数基のクラスタ化に行ったと言う話を聞いたことがあるような >>50 クラスターの数が数十となると、どれかエンジンが故障した(不調)時に 燃料供給系を通して他のエンジンに悪影響を及ぼす可能性が高くなる。 (排気の干渉の問題も) 旧ソ連のN! ロケットは結局それでものにならなかった。 エンジン単体の試験を十分行うことに加え、 エンジン数十機をたばねた地上試験を十分していれば避けられた失敗だろうけど。 (それはそれで時間がかかるし、試験設備も大変) ロケットの再利用、JAXAが実験へ 垂直離着陸に挑戦 https://www.asahi.com/articles/ASL7Z2JCKL7ZULBJ001.html 高温などに繰り返しさらされるエンジンの耐久性などを調べるため、 秋田県能代市の施設で今夏から燃焼試験を始め、来年3月にも 高度100メートル程度までの上昇と着陸を目指す。 2019年度後半には高度5キロへの飛行を目指す。 >>53 ぶっといんだな。 エンジン一つだからもっとスリムかと思ってた。 >>50 同じ燃焼室の容積を考えると、エンジン一つに比べてエンジン二つのほうが 表面積が大きい。 可能ならばでかいエンジン一つのほうが重量の点で有利。 サターンVの前のサターンIとIBも、下段エンジンは8機クラスタだろ。 面白いのはエンジンだけでなく燃料タンクもクラスタ化されて複数機を束ねてる。 そうして2020年頃に、カリスト試験というわけだな。 しっかり結果を出して、良いエンジンを提供しよう。 >>56 そのやり方は重量的には損だけど、燃料供給系が完全に独立なので、 個別のエンジンの不調が他のエンジンに悪影響を及ぼす可能性がなくなる。 (多分、そこまでは考えてなくって、既存のロケットを束ねての設計だったのだろうけど) ついでに調べると、サターンV では燃料タンクや液体酸素タンクはまとめているが、 液体酸素タンクからエンジンへのパイプは5本独立で、 ケロシン燃料タンクの中を貫通している。 燃料供給系を通しての干渉を避けようという工夫だろう。 BFRも初期案ではエンジン配管がクラスタ化されていて、42基並列ではなく 中央7基クラスタ(3軸ジンバル)×1 + 外周5基クラスタ(固定ノズル)×7 という構成になっていたな。 外周クラスタはさらに内側2基と外側3基に別れ、内側だけ点火も可能。 中央クラスタは自身の配管に加えて外周クラスタ全てとクロスされていた。 現行案ではどうなっているか判る資料がないが、 外周部の簡素化が容易なこの発想は踏襲しているだろうと思う。 宇宙安全諮問委員会(ASAP)、スターライナーに暗礁、クルードラゴンは称賛 https://www.nasaspaceflight.com/2018/07/asap-boeing-failure-positive-spacex-crew-announcement/ ASAPは8/3に迫るCCDevの宇宙飛行士名簿および打ち上げ日時改定の発表にあたり、先週、3ヶ月ごとの会合を持った。 そこでは先月のスターライナーのLES(脱出装置)のバルブ燃料漏れ事故の概要が取り上げられた。 機体の重要コンポーネントの再設計が必要かどうか、今後の検証対象となる。 一方、クルードラゴンでは各種の課題への改善が高く評価され、認証へ向け順調な進展が報告された。 ボーイング社は試験中の事故について、原因の究明と改善策について、自信を持っていると述べる。 しかしASAPとしては、それで済む問題ではない。低高度における宇宙機の脱出試験での不具合が、 今後の再設計・運用・スケジュールに与える影響を検証しなければならない。ASAPメンバーによると、 ボーイングは未だ改善策を出す段階にはなく、何が起こったのか厳密な調査を続けている段階だという。 ASAPメンバーによると、8/3の発表でも、スターライナーについては試験日程の目処は立たないという。 対象的に、クルードラゴンおよびこれを打ち上げるファルコン9については、高く評価する声が相次いだ。 宇宙機、ロケット、これらを取り巻く安全環境の整備において、何がどのように変更・改善されたのかについて、 透明性が極めて高く、我々が求める正しいやり方に則っており、優れた進展が見られると評価された。 もちろん課題が無くなったわけではない。 例えばクリティカルな部品である、パラシュートを展開するための器具の一つは、調達先が認証企業から 未認証の零細企業に変更され、審査を受けている段階だ。 この問題がスケジュールに影響を及ぼさないとは言い切れない。 もう一つの大きな問題は、COPVだ。 新設計のCOPVは、B1051コアに初搭載され、クルードラゴンの無人試験で使われる予定だ。 ASAPはこのCOPVの設計について、繰り返しのテストや物理現象の解明などについて、 同社の取り組みを好意的に評価しているが、まだ終わったわけではない。 ASAPは、マーリン1Dエンジンの信頼性についても、満足行く結果を示していると評価、 さらなる取組により安全性が確立できると期待する。 ASAPの審査はスケジュールありきではない。ハードの設計と運用の両面から慎重に認証の審査を進めていく。 最終審査はしばしば、書面仕事だと言われるが、実際はそうではない。テスト結果・数値を評価しつつ、 必要と判断すれば現場に調査に入ることもある。もちろん大半は提出された書面の審査ではあるが。 契約企業や認証機関(NASA)などと協力して審査を進め、全てが満たされると、NASAが認証を行うのだ。 >>59 簡素化を徹底するんなら、(メタンタンクの中を通る)液体酸素供給系を1つにまとめるか、 それぞれエンジンごとに独立に並列化するかだろうな。 前者は重量的には有利、後者はエンジンの不調などの他のエンジンへの干渉を避けられる。 まあ、BFR の2段も同心円状のタンクという不思議な構成をとっていたりして、 あれが最終案かは分からんが。 >>61 あれだけのサイズで垂直着陸に伴う急激な姿勢変更をすると (普通のスロッシング防止策では足りずに)着陸用のインナータンクが必要になったとredditで言っていたな。 LOX配管の共有部が同心円タンクとして機能しそうなほどに太かったり 中央クラスタがバッファらしきトロイダルタンクを持っていたりしたのも そのあたりの事情だろう。 https://twitter.com/kosmograd_info/status/1024524396097024000 > 今日は、スペース・プレーンで日本初の有人飛行を目指す > ベンチャー企業「SPACE WALKER」の記者会見に来ています。 > 九州工業大学が開発している有翼機を、日本の技術を結集して発展させ、 > 2021年に無人のサブオービタル飛行、2023年に小型衛星の打ち上げ、 > そして2027年に有人飛行を目指すとのことです。 日本版Lynx?もっと大型か?ちょっと期待。 スペースウォーカーのスペースプレーンてイラスト見る限り単段なの? 大丈夫なの? 開発費いっせんおくえんを調達できるのだろうか 小型ロケットより需要なさそう スペースシャトルってSRBなしだと地上から打ちあがらない?(バランスは無視して能力的に。積荷は無し) 経営陣は30代だって 技術者は各社のリタイヤ組 日本も民営に舵を切るのかあ 競争は結構だが無駄が多くなりそう >>68 あがらない、スペースシャトル本体の重さ80-100トンに対して、推力は534トンあるけど、 燃料タンクの総重量は750トンあるからね。 http://www.geocities.jp/kusumotokeiji/linkegypt2.htm https://japan.cnet.com/article/35123401/ > 2021年に科学実験用に使用する9.5メートルのサブオービタルを飛行させる。 > 2023年には小型衛星打ち上げ用の14メートルのサブオービタルを、 >そして2027年には15.9メートルの有人スペースプレーンを飛行させる計画だ。 >研究開発は九州工業大学と共同で実施する。九州工業大学は2013年から2018年にかけて1.7メートルの >実証機を複数回飛行させた実績があり、2020年には4.6メートルの実証機「WIRES」15号機を飛行させるという。 >IHIや川崎重工業、九州工業大学や宇宙航空研究開発機構(JAXA)が支援や共同開発、連携を >共に進める技術アライアンスとして関わる。 https://www.huffingtonpost.jp/2018/08/01/space-walker_a_23493642/ >九州工業大学での有翼ロケットの開発を進めてきた米本浩一教授が、ファウンダーとして登壇した。 >米本教授は川崎重工時代に「HIMES(ハイムス)」と呼ばれた宇宙往還機や、 >「HOPE(ホープ)」と呼ばれた日本版スペースシャトルのプロジェクトに関わっていたが、その後、計画は頓挫。 >九州工業大学に映って独自に研究を進め、2015年にアメリカで実験機「WIRES#014-3」の打ち上げに成功している。 >HOPEの開発をめぐっては、(スペースウォーカー社役員の)淺田正一郎は三菱重工業で、私は川崎重工でやっていましたが、 >もうすぐ老いぼれてもしかしたら、いなくなっちゃう。そうしたら30年間一生懸命やってきたことが、また新しい世代がゼロから >スタートするというのは、ちょっとまずいなという思いがあって。若い世代を繋がる良い時期かなと思いました。 >米本教授によると、有人宇宙飛行できる機体の開発には、先行するアメリカのヴァージン・ギャラクティック社の経営などから、1000億円程度かかるという試算を示した。 ふむふむ。。 そういえば、政府が構想している民間宇宙開発支援の総額も1000億でしたな。 https://japan.cnet.com/storage/2018/08/01/a96616721bda7529cefd71d5649875b2/SW001.JPG 三菱重工は不参加か。 https://japan.cnet.com/storage/2018/08/01/b78cc04c266ce76e2e29ce3e98f4a12c/SW005.jpg >乗客6人、パイロット2人の8人乗り。IHIが開発中のLNGエンジンを3機搭載する。 なるほどね。こっちで日の目を見るか。 新参ベンチャーとしてはあるまじき、チート的エンジン入手法w レベル1冒険者が、いきなり勇者から武具を譲り受けるようなもの? 形状はほぼスペースシャトルだが(エンジン個数も同じ)、最新の知見を活かして、さてどうなるか・・ https://japan.cnet.com/storage/2018/08/01/080c82dad3ce915a7159bd9bd68f712a/SW003.JPG 小型衛星投入には、DARPAのXS-1ファントムエクスプレス似たような、親亀子亀方式になるか。 こっちは水平発射だけど。 https://space-walker.co.jp/ >長年に渡り専門領域で研究に打ち込んできた技術チームのロケット開発実績と、 >日本の航空宇宙産業を牽引するトップ企業とのアライアンス >機体を完全に再使用し、打ち上げ頻度を高めることで、圧倒的なコスト競争力と安全性を実現します >飛行機は20年〜30年使用可能。機体を100回再使用することで、打ち上げコスト9割以上削減を目指します なるほどね、、、 オールジャパン(除くMHI)というワケか。 MHI自身は、独自にベンチャーやらんのかね? なるほど、SPACE WALKERは新参のベンチャー企業というわけじゃなくて、 旧HOPE系の人がその後も研究を続けてたのが形になってきたから、 官民巻き込んだ実用化プロジェクト立ち上げた、って感じか? これは強いな。 >>71 >新参ベンチャーとしてはあるまじき、チート的エンジン入手法w >レベル1冒険者が、いきなり勇者から武具を譲り受けるようなもの? 別に良いんじゃない? 片方にとっては新規エンジンの飛行実証と再使用の整備経験、 もう片方にとってはスペースプレーンの飛行データ(制御特性含む)で 情報共有すれば双方ともにメリットがあるわけだし あえていえば、このクラス(推力3トン)の再使用メタンエンジンを 既に別目的で開発中だったこと (軌道間輸送機が主な目的、イプシロン上段向けも) それにしても、かつての HOPE の開発チームの関与が大きいな。 30.2tのサブオービタルプレーンはH3の2段目として、 18.7tのスペースプレーンはH3の3段目として付けるのかな? それとも、アメリカのロケット? >>75 この子、滑走路からの垂直離着陸機よ。 3段目にするにしても、サブオービタル機と宇宙船とじゃかかる負荷が桁違いだから、やろうとしても新規開発だと思われ。 (2027年のところ、なぜかサブオービタルって書いてないけど、本文見るとこいつも弾道飛行。) え?じゃ最終的には単段でシャトル上げるの?? どうやって?? >飛行時は、通常の飛行機と同様に滑走路から離陸する。 > 3分以内に宇宙空間との境界と言われる100キロに到達し、最高高度である120キロには約4分で到達するという。 >コースは弾道飛行で、乗客は3〜4分程度の無重量体験ができるとする。 HTHL(水平発射・水平着陸)タイプだよ。 有人飛行は、最初はサブオービタルから。 軌道到達は、何らかのブースターが無いと無理でしょう。 将来、着陸回収タイプのLNGブースターでも作るのかどうかは知らん。 ところで、LNGの推力は1機3トンなの? 水平離陸とはいえ、9トンで足りる? IHIの本気度によって成否が別れる JAXAの関わり具合も気になる >>79 HTHL (水平発射・水平着陸)をどこまで真面目に受けとるか、 いつから HTHL になるかだな。 当面の Wires-015 は垂直打ち上げ水平着陸だし、 発展型の Wires-X も垂直打ち上げ水平着陸の構想 https://search.proquest.com/docview/2060963377/fulltextPDF/6D1B78E7CFDD4637PQ/1?accountid=27835 あと、通常の航空機なら、水平離陸では最大推力の2ー4倍の機体重量を支えられる。 ロケットプレーンでは主翼の面積の割合が小さいこと、どこかで垂直上昇しないといけないので、 最大推力の1.5倍くらいかな エアブリージングエンジンを使う場合ほどには水平離陸のメリットは無いような >>77 ごめんもう訂正されてるけど垂直じゃなくて水平ですm(__)m 30年間の研究の末のグランドデザインだろ。 ファウンダーが水平離陸だと言ったら、そうなんだろう。 外野が勝手な想像してもしかたない。 よくわからんが、離陸したらすぐに垂直上昇を開始するのでは? 燃料の無駄だし、3分後には宇宙だぞ。 宇宙を身近にするには、飛行場(民間か、自衛隊か、新設かは知らん) からの出発が欠かせない、という理念だろう。 ロケットエンジンぶっ放して離陸だから、専用かな? 整備棟や燃料タンクも必要だから、かなり広い土地が必要だな。 小型衛星ニーズを考えれば、極軌道、つまり北海道東岸などが良いか。 1000億円だと足りないだろ 第一段階は1000億円なのか、 それとも政府から補助してもらうのか知らんが とりあえず、Wires-013/015 (VTHL,2018/19,無人のサブオービタルプレーン)や その後継機の実証飛行をクリアしないと。 本格的資金調達とかは、多分その後 ちなみに、 >>81 の論文の時点での Wires-X 構想は Methane/LOX エンジン3機、機体質量 4.6t, 機体の長さ 8.2m >>64 のロードマップで2021年の物は、 機体質量 6.3t, 機体の長さ 9.5m 多分、エンジン(真空推力3t, 海面上推力2t)は同等品で、 VTHL --> LTHL に切り替えたことによって、機体質量の増加(4割弱)を見込んでいる模様 機体重量/最大推力の比は 1.1 倍といったところ。 (ここまでで開発費用約100億円) それ以降はエンジン推力を同じままで9本クラスターとかにするのか、 エンジン推力10t クラスのものを開発するのか? >>84 第1段階の定義によるけど、2021年予定の 機体質量 6.3t, 機体の長さ 9.5mで高度 100km のサブオービタル機なら、エンジンなどの開発がかなり進んでいるので、 開発費用約100億円で収まってもおかしくは無い。 (実現すると再使用サブオービタル機としてそれなりの需要が出るかも) それ以降は、資金調達面含め今から具体的に検討しても意味が無いだろう。 (デモ機が成功すると、民間資金(海外含め)が結構調達できるかも) >>84 スペースシップワンは30億円以下だったらしいし、 サブオービタルなら有人でも1000億円もあれば余裕じゃね? VTVLのMHI機、HTHLのIHI機、 面白そうだね。 >>78 サブオービタルならば単段でもいけるのでは? スターライナー打ち上げ試験、延期へ https://spaceflightnow.com/2018/08/01/boeing-delays-crew-capsule-test-flights-after-abort-engine-problem/ ボーイング社はスターライナー宇宙船の打ち上げ試験の日程が、 1回目となる無人試験が年末〜来年早期へ、 また2回目となる初の有人試験が、来年半ば頃へ延期される、と発表した。 スターライナーには4機のアボートエンジンが搭載されている。 それぞれ18トンfのヒドラジン/四酸化二窒素を使用する液体燃料エンジンで、 エアロジェットロケットダイン社が提供する。 実際の稼働時には4.5秒間噴射し、宇宙船をロケットから引き離すが、 その日の試験では1.5秒間噴射し、次に停止命令が発行された。 しかし8個のバルブの内、4個が閉鎖されず、燃料が漏れたという。 開発中の2016年に燃焼試験が行われ、その時はバルブに異常は無かったという。 当該バルブについて、今後、小規模な設計変更と運用方法の変更などが施される模様だ。 打ち上げに使うアトラスVロケットについては、有人への認証作業が進められている。 2本のSRBと、2機の上段RL-10を搭載したセントールが使われる。 スターライナーに比べればトラブルの少ないクルードラゴンも、年単位での遅れが出ている。 認証は2020年にずれ込み、さらに遅れることすら考慮にいれておかなければならない。 ISS滞在日数を延長したり、認証前の有人試験での飛行士をISSに一定期間滞在させるなどの 緊急策で、有人宇宙船の認証の遅れを埋め合わせる方法が検討されている。 スペースウォーカーにしろ、PDエアロにしろ、技術うんぬんよりまず金が集まるかどうか、だな。 絶望的だと思う。 JAXAがメインに据えれなかったRVT実用化、HOPE-X、LNGエンジンを民間主導でやるかんじ? 補助金を出すとしたら内閣府か経産省だから文科省に邪魔されずにすむな >>90 MRJなんか6000億円も投入してるんだからへーきへーき >>90 >>92 小型ビジネスジェットのホンダジェットの開発費は約10億ドル、 https://jp.reuters.com/article/honda-jet-airplane-idJPKBN17100V 「 ホンダは開発費を公表していないが、同氏は2000年代初期からの開発費は約10億ドル、 同クラスの典型的なジェット機(約4億ドル)の倍以上と試算している。 」 こいつも絶望的なわけか。 >>91 経産省の過去のプロジェクトで、大規模な投資の割に成果が残ってないのが結構ある。 >>91 1行目、スペースウォーカーは、RVT とは関係ない。 (他の民間ベンチャーも関係ない、将来的には MHI がやるかもしれないけど) 次に JAXA/IHI の LNGエンジンは、研究開発へてかなり完成度が高くなったが、、 これを使うロケットの方は、基幹ロケット用としては(上段としても)小さすぎたり、 既存のものとの競合があったりした。 (月着陸用エンジンの候補にはなっている) エンジンを活用する機体開発は,民間ベンチャー(スペースウォーカーだけでなく、スペースワンも含む)で やってくださいということかな。 >>94 ホンダジェットはもう基本的な開発は終わってるんだから絶望的も何もないだろう。 資本金100万円のスペースウォーカーはこれからあの宇宙船のポンチ絵を餌にして開発費100億円を投資家から集めなければならない。 >>96 まずは、九工大の Wires-015 でアメリカでデモ飛行する予定と、 メタンエンジンの開発が JAXA/IHI でほぼ完了している点が大きいと思う。 (ホンダジェットはエンジン開発から着手した) 次に、スペースウォーカー社の提携関係が大事だと思う。 JAXA,IHI,川崎重工業など。 もちろん、スペースワン社のような直接出資している関係では無いけど、 ただ、九工大の Wires-015 までの段階で(技術面含め)協力関係を作り上げている。 >>96 ホンダジェットの開発着手時(15年ほど前)には絶望的とは言わないまでも、 無謀な計画と思われたところはあった。 資金面はホンダ本社から期待できたが、技術面で全く異なる分野に進出しようとしたため。 >>99 JAXA はビジネスをする組織じゃないから、直接出資はできない。 技術面での支援とか、いくつかの試験での協力は可能で、 これで開発費がかなり節約できるかもしれない。 なお、当たり前だが提供した技術が、他に流出しないような体制は必要だな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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