スターライナー緊急脱出装置試験中に不具合が発生
https://arstechnica.com/science/2018/07/boeing-may-have-suffered-a-setback-with-starliners-pad-abort-test/

ボーイングCST-100スターライナー宇宙船は、
緊急脱出装置として、エアロジェットロケットダイン社の4機のエンジンを搭載する。
ヒドラジン燃料で駆動するこのエンジンの燃焼試験が行われたが、
バルブの不具合で燃焼終了後もバルブが完全に閉じず、燃料漏れが生じたという。
ボーイング社はこの問題の解決に全力であたっているというが、
このトラブルが有人試験へ向けてどのような悪影響を及ぼすのかはまだわかっていない。

米政府会計検査院は先日、スターライナー・クルードラゴン両者について、
NASAの認証が2019年末から2020年ころまでずれ込むとの懸念を示している。
一説には2020年末になるという声もある。