>>710
新星は白色矮星に積もったガスが核融合を起こす現象とされてて、超新星とは全然違うよ

あと、その文の中で結構誤解されやすいのが「つぶれ始めます」と「落下します」かな
こう書くと「ドドドドドドド」って崩れてくみたいな印象を受けるけど、
予測されてる潰れ方だと月くらいの大きさの核が0.1秒で10kmくらいの大きさに潰れちゃう
速度にすると秒速1万km以上で、その勢いの反動が衝撃波になって
核の周りのガス層を吹っ飛ばすのが「重力崩壊型超新星」
この時に出来る圧縮された核の質量によって、中性子星止まりになるかブラックホールまでいくかが決まるけど、
その境界の質量については諸説あって、元の恒星の質量で言うと30倍くらいを中心に結構幅がある

で、ここからは>>707の回答になるけど、重力崩壊型の他に「炭素爆燃型」と「対不安定型」があって、
これらは綺麗さっぱり爆発して核とかは残らない(詳細についてはググった方が早いかと)

以上の事を爆発前の恒星の質量で分けると、太陽質量に対しての倍率で↓こんな感じになる

8倍<炭素爆燃型<10倍<重力崩壊型(中性子星)<30倍<重力崩壊型(ブラックホール)<130倍<対不安定型<250倍

250倍以上の場合は光崩壊っていう現象によって爆発するとされてるけど、今はまだよくわかってないみたいだ
あと、炭素爆燃型の一種で、白色矮星が後になってから質量が増えて行くと起きるのが「Ia型超新星」
「Ia」っていうのは超新星をスペクトルで分類する時の呼び方