>>260
サクっとググってみた所をまとめてみた

一番大きい要素は質量で、それによって誕生時の自転速度は概ね決まってると考えられてる
(大きさとか温度は質量依存のパラメータ、元素の構成比の影響は誤差の範囲)

恒星が誕生する時はガス雲が収縮して原始星→そこからさらに収縮して(温度が上がり)恒星になるんだけど
全体が持つ回転エネルギー(角モーメント)は一定なんで、収縮して小さくなるほど自転速度が上がっていく事になる
そして、重力を上回る遠心力が付いた部分は飛ばされて、一定の速度の「芯」だけが残る形になる

そうやって生まれた恒星の自転速度は重い(重力が強い)方が早くなる傾向にあるんだけど、
重くなるほど熱が増えて膨張→密度が低くなり遠心力で飛ばされやすくなる→自転速度が上がりにくくなるんで、
それによる相殺を考慮すると太陽の数倍で頭打ちになってそこから先は概ね横ばい、次第に遅くなっていく感じになる

それとは別に、誕生後の恒星は恒星風によって放出する質量のベクトルの関係でだんだん減速していくことになる
減速のペースは概ね自転速度に比例するんで、自転速度が遅くなると減速のペースも落ちて、
速度がゼロになる(自転が止まる)事は基本的には無いらしい
(ここの段落については単独の恒星の場合で、連星の場合は影響を受け合うから事情が違ってくる)

以上の事から、質量と現在の自転速度から恒星の年齢を求める事も出来なくはないみたいだ