エンジン開発中で、先ずは弾道飛行を目指す。
ISTのMOMOロケット同様、地道な開発だが、
現実は、その先が長い。

ケロシン/過酸化水素の組み合わせは、
SSTOを目指す「ARCA Haas 2CA」などもある。
http://www.arcaspace.com/en/haas2c.htm
極低温の推進剤を使わないメリットは、
タンクのカーボン化(機体軽量化)が容易なことか?

雨後の筍のように各国で開発が進む超小型ロケットだが、
生き残るには、何かしら特徴が欲しいところだ。
ロケットラボのエレクトロンは、実にスマートな設計を見せた。
Skyroraのロケットは、どうかな。
ナノサット専用ロケットで採算を取るには、1機50万ドル程度が限界だろう。
(1機500万ドル予定のエレクトロンは、相乗りキューブサットで3000万円程度)

ところで、観測ロケットSS-520を改造して衛星打ち上げが可能なら、
今後開発予定の再利用型観測ロケット(例の四角錐のやつ)でも、
使い捨て2段目を追加して、キューブサット用ロケットにならないかな?
下段が回収再利用できるなら、上段を捨てても安上がりに?
要は、”ミニ・ファルコン9” 的な。