SpaceX 社自体のインターネット衛星コンステレーション計画は
OneWeb のをさらに上回る規模で,7500+4400 機の衛星.

まだ十分に煮詰まってないが(6年以内に運用段階に持っていく見通しが立たない),
仮に 6 年ルールが緩和されると, FBR をまたずに Falcon Heavy を使って着手するかも
しれない(Falcon 9 FT では厳しい).,
いずれにしても SpaceX の打ち上げ能力のかなりの部分を占有することになる.

他には Boeing 社が数千機規模のインターネット衛星コンステレーション計画を立てているが,
やはり6年以内の運用ルールに引っかかっている.
仮に 6 年ルールが緩和されるとしたらこちらもほぼ同時にスタートとなるだろう.
Boeing は OneWeb のような SpaceX との深刻な確執はないが,
SpaceX のインターネット衛星コンステレーション計画が,
SpaceX 社の打ち上げ能力のかなりを占有する事情を考慮すると,
他の会社のロケットを手当てせざるを得ないだろう.

ということで,H3-32L なり 24L の運用のタイミングとか,
年間打ち上げキャパシティが潜在的に結構大事かも.