コストパーフォーマンスが特に優れているわけでもない現状の H-IIA でも,
2020年打ち上げ予定6機のうち,2機海外受注
(1機 UAE の火星探査機,もう1機は Inmarsat-6 F1)という事実がある.
(これ,打ち上げ能力一杯だけど大丈夫かな?1機くらい延期とか)


H-IIA の信頼性や定時打ち上げ率が評価されたのだろうけど,
信頼性を維持もしくは向上させた上で,よりコストパフォーマンスの高い
次世代機 H3 の開発には十分意義がある.
(+年間打ち上げ回数の上限引き上げ)


再利用打ち上げロケットについては,複数社の参入と競合がおきて以降だろうけど,
それが 2020年(New Glenn) になるか,2022年(BFR) になるかは分からん.
Falcon 9 は Block5 以降ではそれなりのコストダウンできるんだろうけど,
その分のマージンは次世代機 BFR (もしくは該当機)の開発費に当てられるのではないか?
(アメリカ国家としては ITS や BFR を支援しているようではないし)