>>135
「大型の肉食獣」とか「小型で繁殖力の強い草食獣」とかは埋めるべきニッチになり得るけど、
「知的生命」ってのはちょっとジャンルが違うような気がする。
いってみれば象の鼻が長いとかキリンの首が長いとか、そういう生物固有の特性と人間の知性は
同じであって、それはニッチとは違うと思う。
象が絶滅しても、鼻が長いというニッチは存在しないのと同じで。

長い生物の歴史の中で、多数の生物が生まれて進化して絶滅していく中でここまで知性を
進化させたのは(確認されてる限り)ヒトの近縁種のみなわけで、唯一の現生種であるヒトが絶滅しても
それをニッチとして埋める圧力は働かないような気がする。
もし知性がニッチとして埋まるようなことなら、ヒト以外にも知性を発達させた「違う知性」も過去か
現在に存在してもおかしくない。
大型肉食獣がいろいろな地域に存在しているように。

もちろん他の動物が知性を獲得する可能性もないわけではないけど、進化をもう一回やり直しても
鼻が異様に長い動物とか首が異様に長い動物とかが再び登場するとは限らないのと同じで、
知性がここまで進化する可能性はかなり低いと思う。