進歩は無限

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6万社の下請けが不要になる…「おもちゃのように車を作る」というテスラ方式はトヨタ方式を超えられるのか
自動車のものづくりを根底から変える「ギガプレス」
PRESIDENT Online
竹内 一正
経営コンサルタント

電気自動車大手テスラの製造方式は、トヨタなど既存の自動車メーカーとはまったく異なる。経営コンサルタントの竹内一正さんは「テスラは『ギガプレス』と呼ばれる大型の鋳造機を使って車のボディを溶接なしで作っている。こうした常識破りを繰り返すことで、テスラは爆発的な成長を続けている」という――。

「おもちゃの車を作るように、フルサイズの車を作る」

テスラのSUV「モデルY」のリア部のアンダーボディは、アルミ合金の一体鋳造で作り出している。モデル3の車体下部はフロント、バッテリーパック、リアの3つで構成されていて、リア部のアンダーボディは後輪のサスペンションなどを構成する部分になる。

モデル3のアンダーボディの一体鋳造を可能にしたのは全長20メートル、総重量400トン強の巨大な鋳造機「ギガプレス」だ。イタリアのIDRA社が製造したギガプレスは、高温で溶融したアルミ合金を金型に流し込んで型締力6000トンで成型する。

テスラ方式とトヨタ方式のどちらが生き残るか
イーロン・マスクの経営姿勢は、一言でいえば、「リスクを積極的に取る」。その結果、新たなことに挑んでは、スピードの速さと、スケールの大きさを実現してきた。

イーロン・マスクが進める巨大な一体鋳造機ギガプレスが、クルマ作りの本流となるかどうかは現時点ではまだわからない。「おもちゃの車を作るように、フルサイズの車を作る」と大風呂敷を広げたイーロンの本当の正念場はこれからだ。だが、もしイーロンの狙い通りになった時、6万社の下請けを抱えるトヨタはどう出るのか。今後に目が離せない。

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Giga Press

(https://jdsc.ai/service/ JDSC/この国は変えられる テンバガー AIの活用)