税金滞納者の自宅捜索の際、玄関ドアに名前など書いた貼り紙…個人情報漏えいで市が陳謝 北海道札幌市

札幌市によりますと、南部市税事務所の職員5人は今月19日の午後市民税と道民税を滞納していた男性の自宅を訪れましたが、
男性が留守だったことから国税徴収法に基づいて鍵を壊して内部を捜索しました。
職員は捜索の後、鍵を交換し、男性の自宅の玄関ドアに、男性の名前や税金滞納で捜索に入った事実、
市税事務所に連絡するよう書いた文書を、第三者にみえる状態で貼り付けました。
帰宅した男性から苦情が入り、南部市税事務所は、24日、男性に不適切な対応を謝罪しました。
担当した職員は「鍵を壊して捜索したことに男性が戸惑わないよう配慮して文書を張り付けた」と説明しているということです。