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人類の進化などを研究する国立遺伝学研究所の斎藤成也教授は「病気や老化の原因になるゲノムの変化をゲノム編集で狙い撃ちにすれば、今世紀中に『不老不死』が実現できるかもしれない」と話す。
日本人の3人に1人が亡くなるがんは、遺伝子の突然変異が主な原因だ。ゲノムを正常に書き換えれば防げるとみる。
「不老不死は昔から空想科学(SF)小説のテーマだったが、ゲノム編集などを使えば、生きたい人はずっと生きるようになる」

死が遠のく近未来を人類はどう生きていくのか。斎藤教授は今後に思いを巡らせ、「生と死を全ての人が選べるようになっているのではないか」と語る。
その理由を「ゲノム編集による治療を選ばなければ、現在のように病気や老化で死を迎えられる」。
人はどう生きて、自らの命にどのような形で区切りをつけるのか。ゲノム編集が医療を再定義し、想像もつかない未来へ人類をいざなおうとしている。