一瞬で腫瘍を爆砕する未来のガン治療マシーン、臨床実験開始は2020年
https://www.gizmodo.jp/amp/2018/12/future-device-for-cancer-treatment.html
強力かつ高速なので、患部以外が被爆しません。

アメリカ合衆国エネルギー省が所有するSLAC国立加速器研究所と、スタンフォード大学によって開発された新しい加速器ベースの技術が、ガン放射線療法にかかる時間を数分から数秒に短縮することにより、副作用を減らそうと新たな治療装置を開発しています。

FutureTimeline.netによりますと、この技術は「PHASER(フェイザー)」という名が与えられたとのこと。将来的には小型の医療機器に組み込まれ、放射線治療をより身近なものにしてくれます。

研究チームの目的

ガン治療で狙った腫瘍以外をなるべく被爆させないよう、ガン細胞のみを超高速かつピンポイントで爆砕させる、というものなんです。

スタンフォード大学医学部の放射線腫瘍学にいるビリー・ルー准教授はこう話します。

1回の治療で、1秒以下の照射を1度だけ行ないます。これにより動いている臓器に放射線が当たることを防ぐのです

今後は「PHASER」を3〜5年後に臨床試験で使用できるレベルにし、技術が抱えるリスクをテストするとのこと。

これらの装置が実用化されれば、安価で省エネの放射線療法となり、しかも既存のシステムと互換性のあるものになるそうです。

患者にも医師にも、使用のハードルをグっと下げることを目標に、SLACチームは日々努力を重ねているのです。頼もしいですね。